２日前から、まったく知らない男の人から電話が
掛かってくるようになった。 しかも、日本語で・・・
日本語は会話レベルだけど、こちらのフルネーム
を言ってるので、単なる間違い電話ではない。
アンタはいったい、誰なんっ？って感じ。

１回目の電話では 忙しい と言い、すぐに電話を
切ったけど、２時間ほどしてから、再び電話が！
本間に誰？ 身の危険を感じるわ。 名前以外に、何を知られているのか・・・
顔まで知られているのか・・・　何の意図があって電話を掛けているのか・・・
その辺りのことは知っておくほうがいいと思い、２回目の電話で少し話をした。

ワタシ、●●子さんの知り合いです。 それで、アナタに電話をしました。
アナタのアパートのすぐ近くに住んでいます。
おいおいっ、なんで、●●子さんの名前を知ってるん？？？ ますます気味悪い！
だけど、その話はあまりにも不自然やねんな〜。

ふ　：　へぇ〜、●●子さんと知り合いなんですか〜。 ふ〜ん。
男　：　そうなんです、●●子さんと知り合いなんですよ〜。
ふ　：　あのな、●●子さんは、うちの母親。 親子丼。 それ知ってて話してるん？
　　　　 どうやって、ここの連絡先を調べたんだ？
男　：　ホントにアナタのお母さんと知り合い。 だから、連絡先を教えてもらった。
ふ　：　それは絶対にウソやね。 アンタ、何者か知らんけど、何の用なん？！
男　：　実は今、仕事を探してて、日本の会社で働きたくてアナタに電話しました。
ふ　：　自分は会社の経営者じゃないから無理です。
男　：　仕事、ありませんか？ 仕事を紹介してもらえませんか？ 会えませんか？
　　　 　ワタシの電話番号は ５３６−XXXX です。 仕事があれば、連絡ください。
ふ　：　残念ながら、アナタの力には なれませんね〜。 それじゃ、さようなら。

うちの母親はフィリピンには何の関わりもない。 はっきり言って、フィリピンには何の
興味も持っていない人だ。
それにだ、仮にフィリピン人の知り合いがいるのなら、母は真っ先に、マニラに赴任
してるバカ息子に話してるわ。 電話主の言ってることは、ますます怪しい。

そして、昨日のお昼頃、またもやその人物から電話が掛かってきた。
忙しいから後で掛けて と言って電話を切り、ラ二ーに事の成り行きを説明した。
それで、ラ二ーが奥さん役になって、電話主と直接話をして撃退することに。

ちょうど２時間後に、再び電話が掛かってきた。 電話主は意外とマメな性格やな。
って感心しとる場合やない！

ラ　：　旦那に何の用かしら？ 面識のない人の仕事の世話をするなんて無理よ。
　　　　私達には家族があるの。 毎日、暮らしていくのに大変なんだから！

ラ二ーがそう言ったら、電話主は、えっ？フィリピンの人と結婚してたんだ。
ごめんなさい、失礼しました。 と言って、電話を切ったらしい。
電話主は、日本のビザが甘かった一昔前に、日本で働いてたらしい。マニラで職を
探してるのは本当で、日本人にお願いすれば何とかなるかも・・・ と思ったらしい。
お陰様でそれ以降、電話は掛かってこなくなった。

味方になる者が背後にいないと思ったら、遠慮なく好き放題やってくるくせに、背後
にフィリピン人がいるとわかった途端に、ガラリと態度が変わり、おとなしくなる。
えらいもんやな。 何度かこれに似た経験をしたけど、その度につくづくそう思うわ。

何でもいいけど、うちの連絡先をどうやって知ったのだろうか・・・
想像にすぎないが、EMSの送り状ではないかと思う。

送り状はいつも箱から剥がして、ビリビリに破いて棄ててるけど、送り状はカーボン
紙なので、箱に薄っすら住所などが写ってて、それを見たんじゃないかな〜。
もしくは、郵便局の関係者に何らかのコネがあって、送り状を見たのかも。
この２つのどっちかや。 それ以外は考えられない。
だって、母親の名前を知るにはEMSの送り状以外、有り得ないから。
今度からは送り状だけじゃなく、箱に字が写ってないかどうかも、注意を払わんと。

しかし何やね〜、顔も知らん相手に、仕事を紹介してくれって言えてしまうなんて、
厚顔無恥という言葉しか出ない。

今さっき、日本に電話をして母と話をした。
フィリピン人の知り合い？ そんなもん、おるわけないやん。
フィリピンは危ない国やろ？ そうやって知らん人が連絡をしてきたりするヤヤコシイ
国なんやろ？ アンタ、気ぃ〜付けやホンマに。 と言ってた。
ほれ、あのウソツキ野郎が！って感じ。
仕事が欲しいのは本当かも知らんけど、こういう嘘の吐き方には嫌悪感を抱く。