Philippines
| ヤクザの話で盛り上がった 1997.12.02 （26歳3ヶ月） |
| 昼ごはん時になると、夜の妖精たちはぞろぞろとビーチを徘徊し始める。 顔見知りの子に遭遇したら、ゴハン タベタ？ と訊いてやる。 ほぼ１００％の確率で、まだ〜。 という返事が返ってくるので、ランチに誘う。 だって、いろんな面白い話が聞けるから。 今日も妖精５人とランチをいっしょに食べた。 フィリピン人は ヤクザ という単語を知っている。 外来語として ヤクザ という単語がタガログ語 の中に定着しているようだ。 「ザ」 の濁音が苦手なので、ヤクサって聞こえるけど。笑 ヤクザは怖い存在ということもちゃんと知っていて、指なし人間、刺青人間はヤクザとう公式が 頭に叩き込まれているようで、かなりビビってる。
やるやんけ〜！と思った。 ヤクザは１人でプエルト・ガレラに滞在してた らしく、指欠け＆刺青 という絵に描いたような ヤクザ像を披露してたらしい。 若い白人がヤクザに向かって、何か生意気な ことを言ったらしく、ヤクザが激怒。 白人は黄色人種をバカにしてる傾向があるからなぁ・・・ 若い白人は ヤクザの認識はしてただろうけど、アジアの中年のチビおやじ 程度にしか思って なかったのか、生意気な態度を続けた。 するとヤクザは、英語で文句を言いながら、腕につけ てた金のロレックスと 太っとい金のブレスレットをはずし、たまたまそこを通りかかったリサに 向かって、「ちょっとこれ、持っといてくれ！」 と言い、時計とブレスレットを手渡すので、リサは 直立不動で、ヤクザからの預かりものを持ったらしい。 その直後、ヤクザは白人を一瞬のうちに、ボコボコにシバいたらしいわ。 何せ、めちゃくちゃ強くて、ガタイのデカイ白人は、まったく歯が立たなかったそうな。 リサは目の前の光景を見て放心状態。 するとヤクザが戻って来て、ありがとう と言いながら 何事もなかったように、時計とブレスレットを自分の腕につけたらしい。 リサはヤクザが白人をシバいてるのを実際に見て、ヤクザって、怖〜い と話してた。 そのヤクザ、なかなか頼もしい。 英語ベラベラのようやし、生意気な白人野郎をコテンパンに シバくっていうことには拍手を送りたい。 |
